コラム
クリニックでのホワイトニング、その効果と持続期間について
美しい白い歯は、健康と清潔感の象徴です。しかし、食生活や日々の習慣が歯の色を徐々に変えてしまうことも事実。
そんな悩めるあなたに朗報です。クリニックで行うホワイトニングで、頑固な着色も手軽にクリアし、あなた本来の明るい笑顔を取り戻すことができます。
本記事では、ホワイトニングの期間から持続性、そしてその効果を最大限に引き出す方法まで、あなたが知りたい全てを詳しくご説明します。
ホワイトニングの効果が出るまでの期間
ホームホワイトニングの場合
ホームホワイトニングは、忙しい日々の中で、自分のペースで歯を白くできる方法です。
このゆったりとしたアプローチでは、白さを感じ始めるまでに通常約1ヶ月を要します。
焦ることなく、自宅でリラックスしながらホワイトニングを進めることができるのが大きな魅力です。
オフィスホワイトニングの場合
一方で、オフィスホワイトニングは歯科医院で受ける専門的なホワイトニングで、一度の治療で明らかな白さを実感できますが、歯の状態や着色の度合いによっては、週に数回の治療を必要とすることもあります。
ホワイトニング方法による持続期間の違い
オフィスホワイトニングの持続期間
オフィスホワイトニングの効果の持続期間は、一般的には3ヶ月から6ヶ月程度とされています。
白さを長く保つためには、定期的な歯科クリーニングとホワイトニングの継続が推奨されます。
定期的なケアを怠ると、時間と共に歯は元の色に戻り始めるので、持続的な白さを望む場合は継続的なケアが重要です。
ホームホワイトニングの持続期間
ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングと比較して効果が現れるのに時間はかかりますが、その分効果が長続きすると言われています。
平均して、約半年から1年間効果が持続すると考えられています。
迅速に白さを得つつ長くその効果を保ちたい場合は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニングが効果的ですが、この方法は追加の費用がかかる点を考慮する必要があります。
ホワイトニングの効果を長持ちさせるコツ
定期的な歯科メンテナンスを受ける
ホワイトニングの効果は時間と共に自然に減退します。そのため、定期的な歯科メンテナンスを受けることが重要です。
ホワイトニング前にも、薬剤が効果的に作用するためには、歯の表面の歯石や汚れを除去することが必要です。
これらはホワイトニング剤の浸透を妨げ、効果を低下させる原因になるため、クリーニングを行ってからホワイトニングを開始することをお勧めします。
着色成分の多い食品・飲料を避ける
ホワイトニング後は、可能な限り着色汚れの原因となる食品や飲料を避けることが望ましいです。
カレー、ケチャップ、コーヒー、紅茶、日本茶、赤ワインなどが特に影響を与える可能性があります。
これらの食品や飲料は一時的な摂取で即座に効果が失われるわけではありませんが、継続的に摂取すると着色が蓄積される可能性があります。
摂取後は、水ですすぐことで着色成分を減らすことができます。
禁煙の努力をする
タバコのニコチンやタールは歯の着色に大きく影響するため、喫煙はホワイトニングの効果を著しく低下させる原因となります。
禁煙は容易ではありませんが、ホワイトニングの効果を維持するためには、禁煙に向けて努力することが望ましいです。
完全に禁煙が難しい場合でも、タバコの本数を減らすことを目指しましょう。
飲食前に水を飲む
飲食前に水を飲むことで、着色成分の歯への付着を防ぐことができます。
着色成分は、歯の表面が乾燥しているときに特に付着しやすいため、水を飲食前に飲んで歯の表面を湿らせることが効果的です。
こまめな歯磨きを実践する
食後に歯を磨くことは、ホワイトニング効果を維持するためだけでなく、全体的な口内衛生を保つためにも重要です。
食後すぐにブラッシングすることで、着色成分が歯に定着するのを防ぐことができます。
外出時にも携帯用の歯ブラシセットを持っておくと、いつでも歯のケアが可能になります。
ホワイトニングの効果が出ない場合
神経を取った歯の変色
神経のない歯、いわゆる失活歯は、その変色が象牙質内部で発生しているため、通常のホームホワイトニングやオフィスホワイトニングでは白さを取り戻すのが難しいです。
このような特殊なケースには、「ウォーキングブリーチ」と呼ばれる内部からのホワイトニングが行われることがありますが、そのプロセスでは歯に穴を開けて薬剤を注入するため、歯が割れやすくなるというリスクも伴います。
テトラサイクリンによる歯の変色
テトラサイクリン系抗生物質の使用によって発生する歯の変色は、特に治療が困難です。
これらの薬剤による影響で歯がグレーに着色しているケースでは、ホワイトニングによる改善は非常に難しいとされています。
詰め物や被せ物がある歯
ホワイトニングは天然歯にのみ効果があり、既存の詰め物や被せ物には効果を示しません。
もし詰め物や被せ物がある歯を白くしたい場合、ホワイトニングとは別のアプローチが必要です。
これには、金属の詰め物や被せ物をセラミックなどの白い材料に交換する処置が含まれます。
具体的な方法については、歯科医院での相談が必要となります。
まとめ
今回ご紹介したホワイトニングの情報が、あなたの美しい白い歯を手に入れる第一歩となることを願っています。
常に自信を持って笑顔でいられるよう、定期的なケアと適切な生活習慣を心がけましょう。
つかさ歯科クリニック
当院は30年以上、地域密着として営んできたひさなべ歯科医院を受け継ぎ、地域の皆様が安心して来院頂けるように取り組んでいます。
当院の理念に「歯をなるべく削らない」、「神経をなるべく残す」、「歯をなるべく抜かない」などがあります。
この想いを大切に、まず患者様のご希望をしっかりお聞きした上で、お口の状況を把握し、一人ひとりに合った治療計画を提案します。
お口の中の些細なことでも構いませんので、まずはご相談ください。
つかさ歯科クリニック
住所:〒800-0205 北九州市小倉南区沼南町1-1-14
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